語る会の声明・見解
「放送を語る会」が発表してきた、声明や見解を掲載しています。
2020.3.8 放送を語る会がNHK経営委員長辞任要求書を公表
報道されているように、かんぽ生命不正事件を告発した番組「クローズアップ現代+」について、2018年10月の経営委員会で、現在経営委員長の森下氏(当時は委員長代行)と複数の委員が、番組の制作手法などを批判していたことが明らかになりました。
この経営委員会で、会長への厳重注意処分が強行されています。これは、経営委員の番組への干渉を禁じた放送法に違反する行為です。同時に、「番組の中身については議論しなかった」とする森下氏のこれまでの発言が虚言であったことも明らかになりました。議論の詳細も公開されていません。
当会はこうした事実を踏まえて、森下経営委員長の辞任要求をすることにしました。しかるべき方法で、NHK経営委員会に申し入れを届ける予定です。
●放送法・第3条(放送番組編集の自由)
放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、
何人からも干渉され、又は規律されることがない。
●放送法・第32条(委員の権限など)
委員は、この法律又はこの法律に基づく命令に別段の定めがある場合を除き、 個別の放送番組の編集その他の協会の業務を執行することができない。
委員は、個別の放送番組の編集について、第三条の規定に抵触する行為をしてはならない。
●放送法・第41条(議事録の公表)
委員長は、経営委員会の終了後、遅滞なく、経営委員会の定めるところにより、その議事録を作成し、これを公表しなければならない。
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