2024.08.26 五十嵐吉美(青森)
日本テレビ系列「沸騰ワード」 「TV初!カズ悲願の海上自衛隊護衛艦あかつきに潜入」 8月23日放送
8月23日金曜日ゴールデンタイムの8時から放送された「沸騰ワード」という番組に、遭遇しました。
ええっつ! 驚いてその日のテレビ欄に目をやりました。
何々?
「TV初!カズ悲願の海上自衛隊護衛艦あかつきに潜入」
民間人初の1日艦長で艦長室&最新武装激撮艦内生活も大公開!
クイズ番組で一躍売れっ子タレントとなったカズレーザーが自衛隊
実弾ではないが、艦上の大砲を実際に目視できないほどの速さで発
そもそも憲法で「武力による威嚇」「武力の行使」は国際紛争を解
現在、海上自衛隊は潜水艦搭乗員が、ウソの勤務届け出で、勤務手
2024.04.08 平林光明(放送を語る会・大阪)
NHKの「新年度編成 地上波に見る企画力の後退」
新年度になりニュースなどの担当者変更が発表されている。とりあ
6日(土)に放送された「新プロジェクトX」は期待にたがわぬ力
あの2011年3月11日、私は千葉県の大多喜で東日
この番組には多くの人からモニター報告が届くだろうからこの位に
1つは、朝ドラの再放送時間帯である12:20分から12:45
わずか25分の時間だが、『いい移住』『
それが10
これ
今
しかし、今押し出さねばなら
もう1つは、金曜日22時30分からの新番組『時をかけるテレビ』
OBとはいえ今や民放でいくつもの冠番組を持っている池
登場。仕掛けだけで中身
2つだけ紹介したが、ここに政権の受信料大幅値下げとチャンネル
再放送に頼る企
2023.06.30 imaijun
◎私の好きな「街角ピアノ」(NHK-BS1)
街角、駅前、空港と世界の街角ピアノが毎日放送されていますが、
1、シチリア・パレルモ空港
フィリピンの元音楽教師がワインのほろ酔いで弾くルルーシュの「男と女」
2、ロンドン駅
91歳のブルーのネクタイの男性が弾く「GIVE THANKS」
3、広島駅
右手しか使えない男性が弾く、松田聖子の「赤いスイートピー」
彼の歌に30秒で泣いてしまいます。
皆さんも好きな街角ピアノを教えてください。
2023.02.11 平林光明(放送を語る会・大阪)
◎アナザーストーリー選 「イムジン河の奇跡」 NHK総合 2月10日(22時~22時45分)
私がこの「イムジン河」のメロディーを初めてきちんと聞いたのは、井筒和幸監督の映画『パッチギ!』だった。
エンディングのシーンに流れる哀調豊かなメロディーに、今はドライアイで出なくなった涙がこぼれ降ちると同時に何か懐かしい思いもした。
後でレコードが発売禁止になり放送でもオンエアーされないとわかった曲が、何故懐かしくハミングできたのが謎だった。
「イムジン河」(北朝鮮では「リムジンガン」)はもともと北朝鮮で作られた曲。日本版はフォーククルセダーズの松山猛が、高校時代喧嘩に
明け暮れていた朝鮮学校に、サッカーの試合を申し入れに行った時耳にしたのを、後に女学生から楽譜と1番の歌詞を譲り受け、2番を新たに
創作して作り上げられたものである。コンサートなどでヒットの兆しを見せながら、レコード発売前日に突然中止となり放送などでも長らく
禁止曲となった。理由は朝鮮総連から原作の作詞・作曲者名が無いこと、2番の歌詞が全く正反対のものに作り変えられていることに抗議が寄
せられたことだった。
韓国版も日本で活躍していたキム・ヨンジャさんが歌ったものが大ヒットしたが、南北関係が冷え込むにつれ「北の歌」として風当たりが強く
なった。
こうして政治の波に翻弄された名曲だったが、音楽の持つ力は人々の心に生きていく。フォーククルセダーズが北朝鮮の招きでコンサートを
行った時、アンコール曲で用意した「イムジン河」がピョンヤンでは“どこの歌?”という白けた反応だったのに、北朝鮮帰還船の寄港地だった
ウオンサンでは、前奏から観客が一斉に立ち上がり涙を流す人が多かったという。多分日本で聞いた曲に懐かしさがこみ上げたのだろう。
また拉致被害者として北朝鮮で暮らした蓮池薫さんは、時折ラジオで流れる「イムジン河」に随分励まされたと帰国後語っていたのは驚きだっ
た。こうして3か国それぞれで違う道を歩いた「イムジン河」が、当事者の朝鮮半島でなく日本で長く親しまれているのも皮肉なものである。
この作品は「アナザーストーリー選」というタイトルが付いているのだから再放送なのだが、今見ても心に響く物語だった。
2023.01.29 山村惠一(放送を語る会・大阪)
NHKのETV放送「100分で名著」をいつも録画して視聴している。
この番組は、2010年9月に放送された「資本論」をはじめに、翌年から25分間1か月4回放送の帯番組としてシリーズ化され放送されている。取り上げられるテーマは、文学作品から哲学、宗教、思想論や経済など多岐の分野にわたっている。著作の解説は作品全部には及ぶわけではないが、肝心なところは落とさず、視聴者に判りやすく100分でつたえるには、担当者の努力と理解の深さにいつも脱帽している番組である。
その中で印象深いのは、若いころ読んだ「砂の女」(安倍公房)・「変身」(カフカ)をみて再読もした。金子みすず、中原中也の詩集に共感し、「般若心経」、「日蓮の手紙」などではこれまでの宗教観を越えた普遍的な生き方の啓示も見た思いがした。とくに最近では著者の斎藤浩平さん(放送時大阪市立大学大学院准教授)による「資本論マルクス」では、新自由主義にみられるように行き詰まる資本主義の矛盾をバッサリ切り、マルクスが提唱した「コモン」を現代社会に適合する具体例を示しての解説(バルセロナの試みなど)に快哉をした。
昨年12月の放送は、夏に亡くなられた精神科医の中井久男(兵庫県出身)で、その著書「戦争と平和」のなかで、戦争とは「過程」で、平和とは「状態」とされていました。戦争には始めがあり、終わりが来る「過程」とし、平和とはエネルギーを注ぎ続けないと維持することがむつかしい「状態」とされていました。番組では判りやすく「部屋の整理」に例えて、散らかすのはいとも簡単にできるが、片付けてその状態を維持するには、常に力を傾注することとなると。
さらに、為政者は勝利できる希望的観測をもとに戦争をはじめ、威勢のいい話にメディアも飛びつき、民衆も熱情し戦争は無秩序に向かい終わらせるのは難しくなる。一方、平和は退屈感を生み、戦争に対するバリアーが下がり始めると、安全保障の希求、安全の脅威ほど戦争開始のキャンペーンとなり、いまの「軍拡」論争をまともに言い当てている。ロシアのウクライナ侵攻から1年。このタイミングでこの「中井久男」の放送は偶然ではなく、戦争への道に対する警鐘となっている。この先も「100分で名著」をみていきたい。
この類の番組は、NHKならではとも感じている。想像するに、各担当者がそれぞれ忖度も自主規制もなく提案し、編集の自由が担保されているものと推察している。番組制作にあたる担当者にもご苦労話を聞いてみたいと願います。
違和感を持った「#NHK新しい営業」 2022.11.2. 山村惠一(放送を語る会・大阪)
昨日(11月1日)午後8:45~のローカルニュース前の「#NHK」(広報番組3分間)で、NHKへの理解促進の活動として札幌放送局の営業現場の取り組みが紹介された。以前から前田会長の「改革」で各職場が揺れていることを聞いていて、営業現場はどのようなのかと見たが、強い違和感を持ちました。
それは、営業職員が防災士の資格を取り、子供たちをまえに防災の出前講座をしていて、全国に43名の資格者がいて同様の活動をしているとのことである。この活動で、視聴者に納得と共感を得ることとして、新しい営業の姿として紹介されている。 うん!ちょっと待てよ。 防災教育で地元に貢献するのは悪いことではないが、あくまでもNHKに対する理解と納得は、放送で示すことではないのか。政権忖度放送局と揶揄されているさまのいま、もう一度しっかり視聴者の声に耳を傾けた放送こそに信頼回復の道がある。受信料収納の方法も大きく変わっているいま、営業の在り方の議論は必須なのだが、ちょっと筋違いではありま~せんかと指摘しておきたい。
以下のURLNHK+で視聴できます。
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2022110108460?t=7&search=%25E5%2596%25B6%25E6%25A5%25AD&sort=desc
2022.06.22 山村惠一(放送を語る会・大阪)
NHKクローズアップ現代
いま音楽ができること 桑田佳祐66歳 “同級生” と平和を歌う 放送 6月21日(火)午後7:30~
5月末、朝日新聞の朝刊の全面広告に驚いた覚えがある。収益の一部は、困難に直面している「緊急配信開始」として、収益の一部は世界中の子供たちの未来といのちを守るために、セーブ・ザ・寄付するとし、桑田佳祐はじめ佐野元春、世良公則、Cher,そして野口五郎の5人の名前と、
タイトル「時代遅れのRock’n’roll Band」 桑田佳祐・作の歌詞が掲載されていた。
このチャリティソングを作詞、作曲した桑田佳祐さんが、“同級生” である66歳の4人の大物ミュージシャンに自筆の手紙などで呼びかけフィーチャーされたもので、6月21日のNHKクローズアップ現代では、ウクライナ情勢や長引くコロナ過のなか、音楽家として、いま、何ができるのか。桑田さんが歌に込めた思いをインタビューで迫る構成となっている。
桑田さんは「同じ時代同じ景色を見ていた仲間」とともに「いまの世の中音楽でなにか伝えたい」と語り、世良さんは「コロナ禍や争いが絶えない気持ちがふさぐような圧力みたいなものを感じているとき」にと共感。Cherさんや野口さんは自筆の手紙に応え、佐野さんはこの曲は「桑田さんのメインストリーム」とし、MV制作時の映像はオジサンたちが楽しく弾ける姿が心地よく、No More No Warも70年代世代のじいさんである私の心に刺さる番組でした。
この頃「平和」という文字が
朧げに霞んで見えるんだ
意味さえ虚ろに響く
(中略)
この世に大切な
ひとりひとりが居て
歌え Rock’n’roll Band
闇を照らす
ダサい Rock’n’roll Band
番組の後半、中学生のころに影響を受けた、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を桑田の日本語訳版で桑子アナとハモり、先のオリンピックにもみられたように、アスリートやエンターテナーは政治的発信を控えようなどの同調圧力の強まるなか、ダサくてオジサンでも声高でなくとも、次の世代に残したいものがあるとの姿にあっぱれである。参院選公示日を目前のときに放送をしたNHKにもあっぱれ。
6月28日午後7時57分まで NHK+で見逃しを視聴できます
2022.05.09 今井 潤(放送を語る会)
◎5月8日(日)のNHKの2作品に注目した
(1)日曜討論「子供、若者の声 社会と政治にどう届けるか?」
いつもは面白くない番組ですが、今回はまじめな討論会だった。
出席者は野田聖子(大臣)、田中れいこ(モデル)安田祐輔(キズ
こどもの貧困の現状、海外の先進例の紹介など当事者が語る実例が
(2)Nスぺ「ヤングケアラー SOSなき若者の叫び」
中でも30年の”介護人生”進学も就職も諦めた、カズヤさん(4
父を早く亡くし、祖母と母の二人を介護した。25歳の時、母が寝
生きているのが卑怯だと思い、「自殺するのが正しいのではないか
いま、ストレスから固形物を食べることができず、母親のために作
このシーンがショ
NHKはこの20年間、Nスぺ「ワーキングプア―」、「無縁社会
映像は今回もどんな番組よりも、静かだが訴える力を持っていた。
2022.05.01 今井 潤(放送を語る会)
◎私の好きなミニ番組
(1)「駅ピアノ」
NHKの駅ピアノ、空港ピアノが評判になり、一昨年は元旦の7時
現在は国内、国外の駅ピアノが放送されていて、私はロンドン、シ
(2)「今夜は笑顔で眠りたい!」 2021年11月から(30分
若い似顔絵セラピストが街角、野球場などで出会った人の顔を描く
床屋さん、看護師志望の女性、へたなお
最後にできる似顔絵も顔のほかに情報が入っていて優れています。
(3)「沁みる夜汽車」 10分間のドラマ、2019年から。
出稼ぎに行っていたころ、たまたま隣に座った女性に心を惹かれた
といった小さな思い出を乗せて夜汽車は走り去っていきます。
森田美由紀アナウンサーの朗読が泣かせます。
2022.02.24 竹中美根子(放送を語る会・大阪)
◎2月9日20時~ NHKEテレ ハートネットTV
私のリハビリ・介護「母がくれた死への予習時間」
落合恵子さんが21年振りに発表した長編小説「泣きかたを忘れていた
この
母の死から15年。
2000年、春恵さんはパーキンソン病やアルツハイマー型
少しづつ出来ない事が
最後は大好きな絵本を寝読み
最初のうちは自分でページをめくっていたのが指先が上手くい
母も矢張り祖母をそうやってみていました。救いは同じ状
矢張り昼
情報を公開し情報をいただきました。
当時、なかなか情報も無かったです。
私が書きだした理由は、こんなに情報
言う形の情報提供したいと思
「”ことし60のお
ラ笑
落合さんが産まれたのは1945年。春恵さんは未
そ
振り返ると今でも後悔する事は少なくないと言います。こ
予習…どんなに不公平で差別のある社会だって公
人生の締め括りが近づいている今、落合さんはこれまで以上に「自分
母が残した言葉を今
「自分の人生は自分で決めなさい」
でしょうし、これからの子
落合さんは自分の人生を自分で決める為、毎年元旦に終末期
です。
落合さんと私は同じ年齢です。私は母を三年
一時期胃ろう等を考えた事もありましたが、すっ
《あれもしてあげたかった》《これもしてあげたかった》と後悔ばかりしていました。
この番組はア
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